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ヤブツバキの花

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一昨日の嵐でうみかぜ広場のヤブツバキの枝が折れており、枝の先にはいくつか蕾が付いていたので、持ち帰って花瓶に生けてみました。昨日のうちにいくつか花が咲き始めたので、せっかくなので外に咲いているヤブツバキと人工授粉してみようと思いました。

ヤブツバキは花の中のおいしい蜜をメジロなどの鳥が吸いに来るので、その時に鳥の体に花粉を付けてほかの花へと運んでもらいます。そんな鳥の気分になり(?)花の中の黄色い部分を筆でいじくると、たくさんの花粉が付きました。その花粉を持って、ビジターセンターの花のめしべにつけてみようとすると・・・?こちらの花にもたくさんの花粉が付いたおしべにがあり、それをかき分けると黄緑色をした小さな柱頭(めしべの先の授粉をする所)がありました。この花の花粉がつかないように別の花の花粉を付けるのは相当難しそうです。鳥が偶然・・・なんてとてもじゃない!

そこで、いよいよ明後日に控えた「九十九島サロン」の講師であり、植物にもとても詳しい環境省の半田自然保護官に聞いてみました。ヤブツバキの花は、雄性先熟といっておしべが先に熟して、花粉を作り鳥などを介してほかの花に運んでもらいます。その時めしべはまだ熟しておらず、花粉がついても受粉することができません。時間が経ちおしべが枯れて花粉がなくなったころに、めしべが熟して花粉を受け入れる準備ができます。その時が人工受粉のチャンスみたいです。

めしべが熟すと、柱頭から粘液が出るなど花の種類ごとにいろいろな変化があるそうです。ビジターセンターに飾ってある花を観察して、花の変化をみていきたいと思います。ただ、人工受粉に成功しても、生けた枝では栄養が足りずに種子が生長できないのではなかろうか…。

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