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宇久島のウミガメ調査

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宇久島のスゲ浜海岸でアカウミガメの産卵があり、無事孵化して赤ちゃんが海にかえったということで、先日海きららのスタッフと一緒に調査に行ってきました。

佐世保港から高速船に乗ること約2時間。まだひらめは宇久島に行ったことがなく、ビジターセンターの宇久展でしか知ることのなかったのですが、念願の初上陸が出来ました!

とはいえ、フェリーの時間の関係で滞在時間は約2時間。調査をしてトンボ帰りであまり見て回ることが出来なかったのですが、海と砂浜がとってもきれいでした。フェリーや高速船からも、黒島や野崎島、小値賀島などがとてもきれいに見えました。

と、のんびり島めぐりや観光をしたい気持ちを抑えて、スゲ浜海岸へ!う~。海水浴がしたかった~!

ウミガメが産卵した場所には、ついうっかり踏んでしまったりしないように、簡単な櫓が立っていました。その下を掘ること約50cm、柔らかい卵の殻が出てきました。鳥の卵とは違い、殻はとても柔らかいんです。殻から出る時も、割って出るというよりは破って出るという感じでしょうか。ビジターセンターでしばらく殻を触ってもらえるように展示してありますので、柔らかい殻を体感してみてください。都合により展示を中止するかも知れませんのでお早めに。

掘り進めると、たくさんの殻や形がそのままで中身が入ったまん丸の卵が出てきました。これも多くの鳥の卵と違って、まん丸なんですね。いつも鶏の楕円の卵を見慣れていると、不思議に感じます。

掘り進めていると、何やら黒いものがぴょこぴょこ出てきました!なんと、ウミガメの赤ちゃんが砂の中で迷子(?)になっていたみたいです。すばやく計測して、元気そうだったのでそのまま海に還してあげました。たまに調査していると砂の中から上手に出られない亀がいるそうなのですが、砂の中に長い事いると弱ってしまうので回復させてから海に還すそうです。でも、そういった赤ちゃんはすぐに死んでしまうことが多いそうなので、今回見つかった子は状態もよく、すぐに海に還せました。亀の恩返し、なんてないかなぁ。

卵の殻などから、合計126個もの卵があったと思われます。そのうちの7割程度の赤ちゃんが穴から出て旅立って行きました。あの短い後ろ脚でとても深くて大きい穴を掘る母亀も凄いですし、その穴から小さな体で這い出てくる赤ちゃんたちも凄いです。ひらめとちゃだ先輩の2人がかりで大変な思いをして掘り返して、ちゃだ先輩なんか帰りのフェリーで爆睡してましたから(笑)

今回孵化した赤ちゃんたちが元気に大きくなってくれたらいいな、と思います。あと、将来この子たちが大きくなって、メスがお母さんになった時に卵を海に戻ってこれる、きれいな砂浜がいつもまでも残っていてほしいと思います。

九十九島では、宇久展の展示にこの宇久島のウミガメの展示も追加しましたので、是非見に来て下さい!

本日のお客様♪

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今日も、ビジターセンター周辺にいろいろな生き物がいるようで、
見つけた方々が、こんなのがいるよと教えてくれました。

1枚目は、オオミズアオの成虫です。
羽が、とてもきれいで涼しげな色をしていて、
今日も暑いですが、一瞬暑さをやわらげてくれました(*^_^*)

2枚目は、アオスジアゲハの幼虫です。
こちらも、近くにいたよと連れて来てくれました。
来たすぐは、ウロウロしていたのですが、しばらくして写真を撮ろうとしたら、
写真のような様子でとまっていました。
そろそろ、蛹になるのでしょうか。

まだまだ、いろんな生き物が活発に動いているようです。

今度はどんな生き物が来てくれるか、楽しみなだいずでした。

山で見つけたウインナーソーセージ

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先日、近くの山を縦走した際に、真っ赤なウインナーソーセージのようなものがたくさんぶら下がっていました。

とても目立つので、写真を写して帰ってから調べてみると「ツチアケビ」なる植物の果実でした。

そういえば前にも一度見たことがる様な気がします。

ツチアケビはランの仲間で、光合成をせず、ナラタケという菌類と共生しており、果実は甘いと書いてありましたがちょっと食べる気にはなりませんね。

生薬(土通草)として日干しにして煎じて飲み、強壮・利尿に効果がある漢方薬にもなっているようです。

それにしても一人で山の中でこれを見るとちょっと不気味ですね。(伝馬屋)

九州不自然歩道

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ウォーカーズパークの駐車場から隠居岳、八天岳、国見山まで縦走しました。

ルートのほとんどが九州自然歩道になっていて、往復20Km あまりのコースでした。

歩道のすぐ近くには常緑広葉樹林があるのですが、少し奥に入るとほとんどが植樹されたスギやヒノキの人工林です。

途中には数か所伐採されたところも歩くのですが、丸裸の山道は自然歩道と呼ぶのは恥ずかしいようなコースでした。
それでも林の中は涼しくて快適な縦走ができました。

花の少ないこの時期ですが、林内を歩くとヤブミョウガの白い花が咲いていました。

また林縁のカラムシにはたくさんのイモムシ(たぶんフクラスズメの幼虫)が付いていました。

精霊バッタ

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佐世保に住み始めて3年目になるひらめですが、先日精霊流しを初めて見て爆竹の音や精霊船の大きさにとても驚きました。その迫力に圧倒されていると、少し不謹慎な(?)事を考えてしまいました。

ショウリョウバッタの名前の由来は、先日ブログで書いたウスバキトンボと同じくお盆の時期に発生するのと、精霊船に似ているからとも言われています。確かに、長い三角の頭が似てる…。

ショウリョウバッタは、別名キチキチバッタと呼ばれ、オス(写真①)が飛ぶときに「キチキチキチ」という音を立てて飛ぶのが特徴です。そしてメス(写真②)がとても大きく、オスとは同じ種類だと思えないほどです。諸説ありますが、小さいオスの方が移動力がとても高いので、卵を産む大きなメスから、天敵である鳥などから気をそらすためにキチキチという音を立てているとも言われています。

あと、緑色、茶色(写真③)、緑色に茶色の線、ピンク色(超レア)など、いろんな色の個体がいるみたいです。これから秋にかけて、ちょっとした草むらでも見ることができますので、この大きなバッタをぜひ観察してみて下さい。オスはすぐ飛んで逃げてしまいますが、大きなメスは簡単に捕まえられますよ。

博物館実習

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博物館実習でビジターセンターに研修に来ているぐっちーです。
今日の実習では午前にアンケートの集計とボランティアガイドの方の活動日数の集計を行いました。午後からは黒小島の調査に行きました。

午前の実習でのアンケートの集計ですが、私は卒業論文でアンケート調査をしています。今回のビジターセンターでのアンケート結果の集計はビジターセンターに対する意見があり、実際のお客様がどのような思いでビジターセンターを利用しているのか、などと言ったお客様からの生の声を見ることができとても面白かったです。また、ボランティアガイドの方々の活動回数の集計ですが、ボランティアの方々の助けがあり改めて博物館、水族館が円滑に動くことができるというのに気づくことができたと思いました。

午後の実習では黒小島へ漂流物の調査へ行きました。昨年のインターンシップでも枕島に行くことができ、2年連続で島に行くことができ貴重な体験をしたと思いました。黒小島では化石漣痕やドロアワモチを見ることができ嬉しかったです。漂流物調査では漂流物の数を計測しました。九十九島という国立公園でこのように入り組んでいる海にこれだけのゴミが漂着しているのには驚きました。このように調査を行い、採集をするというのは学芸員資格を取る私からするととても貴重な体験でした。また、この調査の結果を展示として企画し作り上げなければならないというのは学芸員の使命であると思いました。
今日の実習で学芸員がどのようにして展示を作り上げていくのか分かった気がします。これからも今日の体験を忘れずに、学芸員資格の取得を目指したいと思います。

ビジターセンターのフェースブックとツイッター

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九十九島ビジターセンターでは、フェースブックやツイッターも使って、いろいろな自然情報やイベント情報などを発信しています。このブログも含め、どれかは必ず更新して新しい情報を発信していますので、ぜひぜひチェックしてください。

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ツイッターのアドレスはこちら↓
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九十九島サロン「クラゲ調査のお話」に興味深々(*^_^*)

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昨日は、夏休み特別企画こども九十九島サロン第1弾「クラゲ調査のお話」を開催しました。
九十九島水族館「海きらら」スタッフの秋山さんに、水族館のクラゲチームが行っている調査の詳しいお話や、
九十九島で確認されたクラゲのお話など、いろいろなお話をしていただきました。
今回は、夏休み中ということもあり、お子さんにもたくさん来ていただき、
いつもとは違った雰囲気でのサロンとなりました。
クラゲの体のつくりやクラゲの毒についてなど、
たくさん質問をしてくれて、子ども達の「知りたい!!」に
とても丁寧に答えていただきました。
興味深々で、とっても真剣に聞いてくれていましたよ~(*^_^*)

九十九島のクラゲのお話を通して、豊かな自然がひろがる九十九島にも興味を持ってくれたのではないかと思います。
前のめりで話を聞いてくれているお子さんたちの姿に
九十九島ファンが増えたかなと 嬉しくなった だいずでした。

今度の土曜日は、「九十九島で釣れる魚たち」と題しまして、
こども九十九島サロン第2弾で九十九島の会会長の平尾さんにお話ししていただきます。
子ども達にもわかりやすく釣りの楽しみ方をお話していただく予定です。
来週も、たくさんのお子さんにも来ていただきたいなぁと思っております。お待ちしてま~す(^O^)/

九十九島が教科書に載りました

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啓林館の教科書に九十九島の砂岩のことが掲載されました。

もう1年ほど前に、教科書の出版社から砂岩の写真がほしいとの話があったので、送っていたところ、先日その教科書が届きました。

中学校理科用の教科書「未来へひろがるサイエンス1」で、248ページの一部に九十九島の砂岩の写真が掲載されました。

(出版社の了解のうえで写真を載せています)

精霊トンボ

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世間ではお盆休みに入っている所も多いかと思いますが、九十九島ビジターセンターは年中無休でご利用頂けますので、是非遊びに来て下さいね。「夏休みわくわく探検シート」のクイズに挑戦したり、新しいパズルやすごろくなど楽しく遊ぶこともできますよ♪

ところで、最近トンボを良く見かけるようになったと思いませんか?体が薄いオレンジ色をしたトンボが特に多くなっているかと思いますが、名前をウスバキトンボといいます。先週、将冠岳に登ってきたのですが、山頂付近でとてもたくさんのウスバキトンボを見るとができました。

ウスバキトンボはお盆の時期に多く発生するので、ご先祖様に見立てて「精霊トンボ」と呼ばれ、とても大切にされる事もあります。

もう一説によりますと、天国よりももう少し近くから来ているとも言われます。ウスバキトンボは九州以北では冬を越す事ができないので、主に台湾や東南アジアで冬を越した個体が、春から世代を重ね数を増やしながら日本へ北上してきます。そしてお盆の時期に日本の本土で大発生します。さらには北海道やロシアまで行きつく個体もいるとか。

このウスバキトンボ、全世界の熱帯、温帯の地域に生息する、「最も珍しくないトンボ」なんていうことも言われます。それほど数の多いトンボなのですが、実は生活史があまり知られていません。日本を北上して増えたトンボも、ほとんどが南下するでもなく越冬できずに死に絶えてしまうので、なぜ北上するのかが分かっていません。

もしかしたら、地球温暖化を見据えて本州や北海道、あわよくばロシアなどで冬を越して大発生する日を夢見ているのかもしれませんね。生物の進化も、そういった一見無駄にも見える挑戦の繰り返しによりなされるのかもしれません。

ウスバキトンボが越冬地を広げた場合、生態系がどのように変化するのか、見てみたいような見たくないような、複雑な気持ちになるひらめでした。


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