自然調査情報 カテゴリ追加
- 2020/01/26 11:38
- カテゴリー:自然情報
このページでは、西海国立公園 九十九島で今の季節に見ることができる自然情報をお届けしています。 また九十九島調査室で行っている調査情報もお知らせします。 タグ:春 夏 秋 冬 |
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ツルの北帰行 最新情報
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2月中旬頃~3月末頃まで
2月21日(木)の北帰行最新情報 |
九十九島のカモ類
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冬になると、九十九島の入り江には多くのマガモやカルガモが飛来し、十数羽の群れを観察することができます。 これは長尾半島の手前に浮いていたカモをビジターセンター側から撮った写真です。時折近くを通る漁船におっかなびっくりしながらも、のんびりと日なたぼっこをしているようです。 |
ヤブランの花
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ビジターセンターの外のケヤキの木の根元に、ヤブランの青い花が咲いています。 以前はつつじが植えてあったのですが、土壌に合わず枯れてしまったので、植木好きな人が植えてくれました。 8月頃から咲いていたのが、しばらく見ないと思っていたらまた咲きだしたようです。 夏の終わりころに、志々岐山でも道端にヤブランとノシランの花が咲いているのを思い出しました。 植物のある風景はいいですね。 |
将冠岳
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8月下旬まで
佐世保市街や九十九島を見下ろす位置に将冠岳があります。ふもとにはイヌビワが黒い実をつけています。小さいイチジクのように甘くておいしい実です。 山に登るとヤブミョウガの白い花が咲いていました。夏の夏の終わりに咲く花なので、秋はもうすぐです。 山頂付近に近付くと大きな岩がごろごろしているのが目立ちますが、これは玄武岩で溶岩が固まったもので、溶岩台地の痕跡を残しているのがわかります。 |
無人島の海岸の花
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6月中旬ころまでは見られそうです この時期、無人島の海岸では様々な花が見られます。 2017.5.31 |
うみかぜ広場近くの秋の花
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これから9月頃まで 暑い中にも「うみかぜ広場」付近では秋の花も咲き始めています。 2016.8.7 |
トビカズラ開花
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4月中旬から5月上旬 4月3日に長尾半島に植栽されているトビカズラの開花を確認しました。トビカズラは国内では4か所でしか発見されていない希少な植物で、九十九島では2000年9月に国内2例目となる株がトコイ島で確認されました。トコイ島へ渡らずとも多くの方がより身近に観察できるように、長尾半島へ4株植えられています。あと2週間ほどで見ごろを迎えることと思われます。 2016.4.3 |
島の春
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砂浜のコメツキガニはこれから秋までしばらく見られます 春風に誘われてカヤックで無人島へ行ってみると、砂浜ではもうコメツキガニが活動していました。巣穴と砂団子が砂浜いっぱいに見られました。 潮の引いた海岸の岩には波の痕跡、これはリップルマーク(化石漣痕)といいます。 1千万年よりもっと昔のさざ波の痕跡が残っていました。 また、浜にはハマサジが潮にも負けずに頑張って生育しています。 九十九島にも春は来ています。 |
野鳥の調査
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沖に出れば、3月末まで九十九島近海で見られますが、その後の繁殖期の動向は未確認です。
穏やかな日は絶好の調査日和です。 帰りには砂浜でマガモと一緒にいるミサゴを見かけました。近づくと何かを捕まえていたのか、盛んにくちばしでつついているようです。 |
ナナミノキ
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パールシーの園地内でナナミノキを見つけました。昨年、枝払いをした場所でビジターセンターの前の斜面で日当たりが良くなったからでしょうか。 まだ樹高1mにも満たない幼樹ですが、近くのクスノキやネズミモチと張り合っているようです。 葉をライターで軽くあぶると黒い環(死環)ができる事からモチノキの仲間だとわかります。 モチノキの仲間では丸い実がなることが多いのですが、ナナミノキでは実が細長いので「長実の木」、また、秋に赤い実をたくさんつけるので「七実の木」とも。いずれにしても語源は不明です。 6月頃にはうす紫色の花が咲くはずなので楽しみに待ちましょう。 |
実りの秋はもうすぐそこに(長尾半島)
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9月頃から 台風一過、気のせいか涼しくなってきたような気がします。 |
イボニシの卵のう
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磯を散策していると、この辺で「ミナ」といわれる小型の二枚貝がたくさんいました。 直感で繁殖だな、と思ってよく岩肌を観察するとありました。 九十九島の無人島の磯には興味深いことがたくさんあります。 |
オオバネムノキはヒロハネムの近似種のようです
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6月中旬が見頃です 6月初めに掲載した「九十九島でオオバネムノキが見つかりました」について、今日、専門家の先生と現地を視察して確認したところ、葉の形と数からヒロハネムの近似種のようだということがわかりました。 ヒロハネムとも少し形態が異なるのですが、ヒロハネムとオオバネムノキの雑種の可能性もあるとのことです。 |
九十九島でオオバネムノキが見つかりました
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6月中旬 オオオバネムノキは朝鮮、中国、東南アジア、インドなどに分布するマメ科の植物で高さが6mほどになります。日本では宮崎県の海岸で知られています。 |
ツルの北帰行
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2月中旬頃から3月 毎年2月中旬頃から3月にかけて、九十九島や佐世保市の上空では、ツル(主にナベヅルとマナヅル)の渡りを見ることができます。 |
ハマジンチョウの花
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これから冬にかけてが見頃です。 ハマジンチョウは南方系の常緑の植物で、海岸に生育します。種子が浮き、海流で分布を広げる植物です。 この島では、3か所の入り江に自生しているのですが、2か所の株がかなり弱っています。 N先生の提案で、光を妨げている樹木の枝を切って光を当ててやろうということになりました。 どんなふうになるか楽しみです。 |
牧の島に巨大なスズメバチの巣が!
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小型船のT船長から、牧の島に巨大なスズメバチの巣があるという情報が寄せられました。 これから繁殖に入るので、スズメバチも警戒心が強くなり、攻撃的になります。 写真もT船長から提供してもらったものです。 |