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自然調査情報

このページでは、西海国立公園 九十九島で今の季節に見ることができる自然情報をお届けしています。
また九十九島調査室で行っている調査情報もお知らせします。

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ツルの北帰行 最新情報
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2月中旬頃~3月末頃まで
13:00~15:00頃通過(佐世保市上空)


佐世保市上空では、毎年越冬地の鹿児島県出水市から繁殖地のシベリアや中国北東部などに渡る、マナヅルやナベヅルの群れが見られます。

2月21日(木)の北帰行最新情報
       0羽

 

九十九島のカモ類
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冬になると、九十九島の入り江には多くのマガモやカルガモが飛来し、十数羽の群れを観察することができます。

これは長尾半島の手前に浮いていたカモをビジターセンター側から撮った写真です。時折近くを通る漁船におっかなびっくりしながらも、のんびりと日なたぼっこをしているようです。

 

ヤブランの花
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ビジターセンターの外のケヤキの木の根元に、ヤブランの青い花が咲いています。

以前はつつじが植えてあったのですが、土壌に合わず枯れてしまったので、植木好きな人が植えてくれました。

8月頃から咲いていたのが、しばらく見ないと思っていたらまた咲きだしたようです。

夏の終わりころに、志々岐山でも道端にヤブランとノシランの花が咲いているのを思い出しました。

植物のある風景はいいですね。

 

将冠岳
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8月下旬まで

佐世保市街や九十九島を見下ろす位置に将冠岳があります。
ふもとにはイヌビワが黒い実をつけています。小さいイチジクのように甘くておいしい実です。
山に登るとヤブミョウガの白い花が咲いていました。夏の夏の終わりに咲く花なので、秋はもうすぐです。
山頂付近に近付くと大きな岩がごろごろしているのが目立ちますが、これは玄武岩で溶岩が固まったもので、溶岩台地の痕跡を残しているのがわかります。

 

無人島の海岸の花
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6月中旬ころまでは見られそうです

この時期、無人島の海岸では様々な花が見られます。
ハマボッス、ハマヒルガオ、そしてテイカカズラが咲いていました。
次々に花が見られる九十九島は楽しい季節を迎えました。

2017.5.31

 

うみかぜ広場近くの秋の花
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これから9月頃まで

暑い中にも「うみかぜ広場」付近では秋の花も咲き始めています。
神ノ島ではボタンボウフウの白い花、ハマサジの小さく黄色い花も咲き始めています。
うみかぜ広場の近くではヤマハギやマルバハギの花もみられます。
秋の花が咲き始めると、気持ち涼しくなったような気がします。まだ咲き始めなので、これからが楽しみです。

2016.8.7

 

トビカズラ開花
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4月中旬から5月上旬

4月3日に長尾半島に植栽されているトビカズラの開花を確認しました。トビカズラは国内では4か所でしか発見されていない希少な植物で、九十九島では2000年9月に国内2例目となる株がトコイ島で確認されました。トコイ島へ渡らずとも多くの方がより身近に観察できるように、長尾半島へ4株植えられています。あと2週間ほどで見ごろを迎えることと思われます。
4月16日と17日には「トビカズラガイドウォーク」を開催する予定です。

2016.4.3

島の春
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砂浜のコメツキガニはこれから秋までしばらく見られます

春風に誘われてカヤックで無人島へ行ってみると、砂浜ではもうコメツキガニが活動していました。
巣穴と砂団子が砂浜いっぱいに見られました。
潮の引いた海岸の岩には波の痕跡、これはリップルマーク(化石漣痕)といいます。
1千万年よりもっと昔のさざ波の痕跡が残っていました。
また、浜にはハマサジが潮にも負けずに頑張って生育しています。
九十九島にも春は来ています。
野鳥の調査
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沖に出れば、3月末まで九十九島近海で見られますが、その後の繁殖期の動向は未確認です。

穏やかな日は絶好の調査日和です。
今日は月2回のカンムリウミスズメの調査の日で、日本野鳥の会のNさんも一緒に来てくれました。
定点に到着するまで、オシドリやクロサギを観察しながらゆっくり進みます。設定した5本のラインを目視でカンムリウミスズメを見つけるわけですが、沖に出るとそれなりの風があって、波をかぶりながらの調査になりました。
途中、ペアーで泳いでいたカンムリウミスズメに気付いたのはボートのぼぼ真横で、まさに水中にもぐろうとしていました。水面下に白黒の物体が猛スピードで泳ぐのが見えました。
水中のカンムリウミスズメを間近で見たのは初めてです。

帰りには砂浜でマガモと一緒にいるミサゴを見かけました。近づくと何かを捕まえていたのか、盛んにくちばしでつついているようです。
それ以上に接近したら飛んで行ってしました。

残念ながらカンムリウミスズメの写真だけが撮れなかったのが心残りです。

ナナミノキ
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パールシーの園地内でナナミノキを見つけました。昨年、枝払いをした場所でビジターセンターの前の斜面で日当たりが良くなったからでしょうか。
まだ樹高1mにも満たない幼樹ですが、近くのクスノキやネズミモチと張り合っているようです。
葉をライターで軽くあぶると黒い環(死環)ができる事からモチノキの仲間だとわかります。
モチノキの仲間では丸い実がなることが多いのですが、ナナミノキでは実が細長いので「長実の木」、また、秋に赤い実をたくさんつけるので「七実の木」とも。いずれにしても語源は不明です。
6月頃にはうす紫色の花が咲くはずなので楽しみに待ちましょう。
実りの秋はもうすぐそこに(長尾半島)
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9月頃から

台風一過、気のせいか涼しくなってきたような気がします。
長尾半島ではトキワガキに小さなカキの実がすずなりに実っています。もちろんカキノキの実も青く実り始めています。
またムクノキの青い実も実り始めたので、もうすぐ鳥たちの餌になりそうです。
春に植栽されたムラサキシキブにかわいい紫色の実が実り始めました。長尾半島の楽しみがひとつ増えました。
長尾半島にも実りの秋がすぐそこまで近づいています。

イボニシの卵のう
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磯を散策していると、この辺で「ミナ」といわれる小型の二枚貝がたくさんいました。

直感で繁殖だな、と思ってよく岩肌を観察するとありました。
岩には、たくさんの卵のうが産み付けられていました。
潮が引くと完全に干上がりましたが大丈夫なのでしょうか。

九十九島の無人島の磯には興味深いことがたくさんあります。

オオバネムノキはヒロハネムの近似種のようです
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6月中旬が見頃です

6月初めに掲載した「九十九島でオオバネムノキが見つかりました」について、今日、専門家の先生と現地を視察して確認したところ、葉の形と数からヒロハネムの近似種のようだということがわかりました。
ヒロハネムはネムノキの変種です。

ヒロハネムとも少し形態が異なるのですが、ヒロハネムとオオバネムノキの雑種の可能性もあるとのことです。
詳しいことがわかるには、まだしばらく時間がかかりそうです。
この記事をもって訂正させていただきます。

九十九島でオオバネムノキが見つかりました
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6月中旬

オオオバネムノキは朝鮮、中国、東南アジア、インドなどに分布するマメ科の植物で高さが6mほどになります。日本では宮崎県の海岸で知られています。
7月頃にピンクの花が咲くネムノキに比べて、葉が大きいのが特徴です。
ネムノキより少し早く、これから花が咲き始めます。花はうすいピンクで白っぽく見えます。
南方系の植物が次々に見つかっている九十九島ですが、また仲間が増えました。
このオオバネムノキはふるさと自然の会の川内野会長が海岸で自然観察会を行っている際に、気になって専門家にも確認して調べてみたところ、オオバネムノキだとわかったものです。その後の調査で、この島には22本あることが確認されました。
ほかの島にもあるかもしれないので、調査の楽しみが増えました。
まだまだ、不思議が多くて奥が深い九十九島ですね。

ツルの北帰行
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2月中旬頃から3月

 毎年2月中旬頃から3月にかけて、九十九島や佐世保市の上空では、ツル(主にナベヅルとマナヅル)の渡りを見ることができます。
 越冬地である鹿児島県出水市から、繁殖地であるシベリアなどへ帰っていくこの渡りを「北帰行」といいます。
 晴れていて風の弱い日にたくさん飛び立つので、条件が重なるとみられる可能性が高くなります。
 空を見上げてみませんか?遠いシベリアの地へと旅立って行くツル達が見られるかも知れません。

ハマジンチョウの花
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これから冬にかけてが見頃です。

ハマジンチョウは南方系の常緑の植物で、海岸に生育します。種子が浮き、海流で分布を広げる植物です。
海岸に生育するので塩分にも強いのですが、現在、九州西岸の北限である九十九島の某島のハマジンチョウが枯れかかっているという情報があり、さっそく、専門の先生方や国や県の行政の担当者と一緒に調査に行ってきました。

この島では、3か所の入り江に自生しているのですが、2か所の株がかなり弱っています。
よく見ると上のほうを別の樹木が覆ってきて、光があたりません。それでハマジンチョウは海のほうへの伸びてきて、海水に浸り弱ってきたのかもしれません。

N先生の提案で、光を妨げている樹木の枝を切って光を当ててやろうということになりました。

どんなふうになるか楽しみです。
ちょうど、花が咲き始めたようで、薄紫のかわいい花が咲いていました。

牧の島に巨大なスズメバチの巣が!
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小型船のT船長から、牧の島に巨大なスズメバチの巣があるという情報が寄せられました。
牧の島のフウヅキダニの入江に向かって右側入江の奥の方です。
この方面に釣りやカヤックなどで出かける方は要注意です。

これから繁殖に入るので、スズメバチも警戒心が強くなり、攻撃的になります。
なるべく白っぽい服装で出かけることをお勧めします。

写真もT船長から提供してもらったものです。